戦うWEBディレクターのブログ

五反田に住む戦うWEBディレクターのブログ

WEBディレクターが知っておくべきSEO対策

WEBディレクターの仕事は、サイトの企画、設計、運用だけでなく、成果達成まで求められます。
サイトの成果を達成をするためには、SEOの知識が必要不可欠です。
先日、「CSS Nite LP, Disk 10 SEO棚卸し」に参加してSEOを学んできたので、自分流にまとめてみました。

検索キーワードのリストアップ

まずは、どんなキーワードでサイトにユーザを集めるのか、キーワードを選定することから始めます。キーワードは制作者が考えるのではなく、ユーザが実際に検索するキーワードでないと意味がありません。キーワードを選定するには、グーグルアドキーワードを使いましょう。
また、キーワードは細分化するほどに、コンバージョン率が高いと言われています。
スモールキーワードで積極的にSEO対策を行うと効果的です。

title、h1タグ内でキーワードを使用

SEO対策の王道は、titleタグとh1タグ内にキーワードを入れることです。ただ、やみくもにキーワードを入れたら良いという訳ではありません。キーワードは細分化されるため、語数が多いほどSEOの効果が弱くなります。
例えば、このブログのtitleタグの場合
|戦う|WEB|ディレクター|の|ブログ|
と4つ単語に分割されて、総点を100点とすると、1語につき25点ずつになります。
よって、ページのテーマはシンプルに語数を短く、基本、1ページに1キーワードがベストです。また誘導したいキーワードほど、文の先頭に入れた方が効果的です。

本文中でキーワードを使用

titleやh1タグだけでなく、キーワードは本文中にも使用すると効果的です。キーワードの出現頻度の解析には、「キーワード出現頻度解析ツール」が便利です。
以前は、メインのキーワードの出現頻度は5%が適切と言われていました。しかしそれよりも、メインのキーワードがページ内の出現頻度ランキングで上位に入っていることが重要です。

ユーザシナリオ、ナビゲーションをシンプルにする

ページ内の単語数を減らしてキーワードの出現頻度を上げるには、ページの構成をシンプルにする必要があります。
ページの構成をシンプルにする方法として、Amazonではページごとにナビゲーションを切り替えています。

ユーザの導線シナリオとして、家電用品を買ったユーザが同時に本を買うことは考えにくいと想定されます。よってAmazonでは、商品カテゴリごとにナビゲーションを絞り込み、ページをできるだけシンプルに見せる様にしているのです。

meta descriptionは読みやすく

metaタグはSEOの順位に影響するというより、検索結果ページ(SERP)内でのクリック率に影響します。全角30文字くらいでサイトのウリ、強みを分かりやすく記述することが重要です。また、SERPにdescriptionが表示されない場合もあるので、サイト内にもリード文を記述しておくと良いでしょう。

Yahoo!カテゴリ、Yahoo!ビジネスエクスプレスに登録

Yahoo!カテゴリやYahoo!ビジネスエクスプレスに登録することで、確実にYahoo!のクロール頻度が上がり、検索されやすくなります。Yahoo!ビジネスエクスプレスに登録は有料で5万円ですが、広告費としては低価格と言えるでしょう。

バイラルに広がるコンテンツを作る

検索エンジン、とくにgoogleの表示ランクは外部リンク(被リンク)をとても重要視しています。最も効果的に被リンクを増やす方法は、口コミで話題になるような面白いコンテンツ(バイラルコンテンツ)を作ることです。ここで代表的なバイラルコンテンツをご紹介します。

ウィジェト

バイラルコンテンツを流行らせるコツは次の4つが挙げられます。

  1. 潜在ニーズを探す
  2. 短期利用より長期利用
  3. Simple is Best.
  4. 関連性をつける。

ブログでユーザの疑問に答える

バイラルコンテンツは上手くいけば効果がありますが、なかなか狙ってできるものではありません。そこで、最もで現実的な被リンク構築方法は、サイトオーナー自らブログを書くことです。その理由は、高い専門知識を持つサイトオーナーが、ユーザの疑問や悩みに答えることで、ナレッジやログが蓄積されて、結果的に被リンク増えるからです。また、こうしてできた被リンクは第二のランディングページとして、コンバージョン率が高い誘導となります。

まとめ

SEO対策はテクニックからマーケティングの時代へと変化しています。そのため、小手先のSEOテクニックに頼るよりも、検索キーワードからユーザのニーズをとらえて、シナリオが明確なページをつくって、話題になるような面白いコンテンツをつくるといった、当り前のことが大事なんですよね。