戦うWEBディレクターのブログ

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WEBディレクターに必要な企画書の書き方

新規サイト立ち上げやサイトの改修のために、WEBディレクターが一番最初にする仕事は企画書の作成です。しかし、例え良い企画が思いついたとしても、企画書に落とし込むという作業が、一番やっかいだったりします。
というのも、仕様書や業務報告書のように、企画書にはカッチリとした規定のフォーマットが無いです。だから、人によって企画書の書き方はバラバラなのです。かといって、自己流すぎる企画書を作っても、なかなか、上司やクライアントの承認はもらえない訳です。
という事で、今丁度、仕事で新しい企画書を作成している所なので、これまでの自分の企画書作成のノウハウをまとめてみました。

企画書の流れ

基本的な企画書の流れはこんな感じだと思います。この1〜7の流れに、ストーリー性を持たせる事が大切です。

1.背景

企画書を作成するにあたった経緯や理由などを説明する。

2.目的

この企画は何を解決するのか?何を目的にするのか?を初めに明確にしておく。

3.現状分析

市場動向や、競合調査、アクセス解析のデータで企画の裏づけをする。

4.課題の設定

現状分析から課題を抽出。問題の本質は何なのか?鋭い洞察力と説得力のある仮説が必要です。

5.基本戦略

ターゲット、コンセプト、ポジショニング、戦略の方向性を提示する。ここがしっかりしていると企画がブレません。

6.企画内容

企画のテーマ、タイトル、具体的な内容、ワイヤーフレームを書く。ここが一番重要です。

7.成果

収益や効果予測。企画の説得力を得るには効果予測のシュミレーションが必要です。

企画書の読みやすい書き方

企画書を読むのは、忙しい上司や、年をとった偉い人だったりします。なので、できる限り、文字を大きく文章量も少なめが良いです。

企画書の注意点
  • できるだけ箇条書きにする。
  • 文字のジャンプ率を心持ち高めにする
  • 一息で読めるように一文は50文字以内。
  • 文章量も3文ほどにおさめる
  • テーマカラーを決める
箇条書きの文章例

知名度の低さに原因があるように思われます」⇒「知名度の低さに起因する」
「強力な販売活動が必要なのではないでしょうか?」⇒「今こそ強力な販売促進が必要である」

まとめ

上記のような事に気をつければ、60〜70点の企画書は作れると思います。でも何だかんだ言っても、一番必要なものは、「オリジナリティ」と「熱い情熱」です。